2013/06/24

来た!!!New staffです!!!



ナマステジー。

新しく、現地スタッフになりました、島添 道顕(しまぞえ みちあき)です。
初めまして!以後、お見知りおきを。

インドはバラナシに来て、早一週間超経ちました!
海外は久しぶり!
しかもインド、いやアジア初!
(韓国は2回行ったけど、あそこまで発展してると、東京と変わりませんwwwいや、悪い意味でなくてですね)


 初日に◯◯で野宿し、(ブサイクwww)


2日目に手で飯を食い、(インド人に負けないぐらいの早さで食べられました!!!)

3日目にガンガーに飛び込む、というインド人大好きな新幹線(Bullet train)並みな行動をし…










…はい!見事に体調壊しました↓↓↓
絶対になるとわかっていても辛いもんです。。。
が、心優しいスタッフのゆーこさんや日本人の旅人達に助けられながら、何とか生きています。
everybody ダンニャワード。ほんと感謝っす。

と、長い前置きですみません。
なぜ、自分がここにいるかと言うと…

勢い!!!


です。(笑)

前職は某有名飲食チェーンで社員をやっていました。
でも、その日暮らしな日々にいつも違和感を持っていて…
何かこんな自分にも世の中に役立てることないかなー、とか、
自分にしか出来ないことって何だろー、みたいな中二病から抜け出せない甘ちゃんで…

で、ある日、youtubeで紅白歌合戦を見てたら、
「俺もやりたいことしよう!!!」って気づかせてくれたグループがいて、
その翌日、”前からの目標だった世界一周します”と上司に言っていました(笑)。

でも、”ただ世界一周するんじゃなくて、世界中でボランティアとか仕事とかしながら周ろう”って調べてたら、
ある日、”現地スタッフ募集in バラナシ インド。必要資格;やる気と子どもが好きなこと!”みたいなツイッターを目にしました。


「ん?!俺のこと呼んでる?」

「…」

「行くしかないっしょ!!!」(家族には事後報告ですwwwもちろん心良く送り出してくれましたが!笑)

MBSは以前から知ってました。なんせ、世界で一番高橋歩さんに憧れてるもんで…

ここから長い日々を過ごすことになりますが、
一にも二にも、子ども達のために考えるよりまず行動!で突っ走っていきますんで、
みなさん、温かい目で見守ってください!

そして、近くにお寄りの際には是非、MBSの子ども達に(そして、ちょっとだけ僕に)会いに来てください!!!
よろしくお願いします!



※最後にお願いm(_ _)m

 ただいま、「政府公認私立化」のため、
クラウドファンディングサイトREADY FOR?
にて、このプロジェクトの資金集めをしてます。
 これまでに66人の方の温かいご支援をいただいております。
 が、目標額まではまだほど遠く、残り15日で時間がありません。今回の申請に間に合わなければ来年の7月まで待たなければなりません。
 一人でも多くの子どもたちが

"自分の力"で

"自分の未来"

をつかめる環境作りのため、一人でも多くの方のご支援をいただきたく思います!!!

ぜひ一度、このサイトに目を通してください!!!

よろしくお願いします。

2013/06/18

マザーベイビースクール大同窓会☆

ナマステ!
スタッフのひろよです。

6月15日の下北沢。
【マザーベイビースクール大同窓会】を開催しました。
大変恐縮ながら、私の一時帰国に合わせ開催して頂き、
総勢60名という沢山の方々が参加してくれました!


日本での再会に話が弾みます!


本当に沢山の方々が来てくれました☆



学校建築、ゲストハウス建築、学校のボランティア。
色々な場面でマザーベイビースクールに携わってくれた皆様。
まだ現地に行った事は無いけど、興味を持ってくれている皆様。
本当にお忙しい中、ご参加頂きありがとうございました!





ボランティアで来て下さった方々も語ります!

元スタッフも語ります!


東京事務局のまいこさんと、学校建築〜現在の様子。
インド人の面白話、村の貧困事情やインドの識字率現状。
学校の私立化について、色々な話をさせてもらいました。




子どもたちの写真と物販商品も展示し、学校の映像を流し、
あっという間に3時間が過ぎていきました。



学校の映像放映中☆


現在の一番の課題。
【政府認定私立小学校】としての開校。
クラウドファンディングサイト「Readyfor?」にて、
このプロジェクトの資金を集めています。
現在、61名の皆様からご支援を頂いております。
ありがとうございます!
しかし、残り21日、866,000円足りません。

こちらのサイトの仕組みは、寄付をしてくれた方へ引き換えに、
報告媒体・贈り物等も用意しています。
目標金額に1円でも達しなければ受理されず、実施することが出来ず、
受理されなければ寄付者の皆さまには返金されます。
なので、シェア、告知など、
一人でも多くの方々のご協力が必要となっています。
よろしくお願いします!

Redyfor?サイト:https://readyfor.jp/projects/On_The_Road

7月の新年度に間に合わなければ、また来年に繰り越されてしまいます。
現在、一番年上の子が15歳。もう次のステップへ進まなければなりません。
それには、卒業証明書が必要です。
この私立化が出来なければ、卒業証明書が渡せません。
マザーベイビースクールに毎日通い、
一生懸命勉強していた事が無駄になってしまうのです。
勉強が大好きで、学校が大好きで、日本人が大好きで…
このマザーベイビースクールに通い、解らない事が理解出来た時の喜び、
文字が読めるようになっていく事の楽しさ、色々な事を学んでいます。
皆の将来に、少しでも近づけるように、この私立化は大事な事なのです。
カーストを飛び越えた夢の実現、良い職業について家族を助ける事も可能になる、
一人ずつでもこの様な子どもたちが増えていけば、村の経済安定化にも繋がり、
学校に通う事が出来ない子どもたちが、時間はかかりますが減少していきます。

マザーベイビースクールの子どもたちは、毎日学校に通い、
本当に一生懸命勉強し学んでいます!
どうか、この私立化へ皆様のご協力をお願いします!

大同窓会では、最後にサプライズとしてびっくりな事がありました!
私事ですが、皆様から応援の映像があったのです!
もちろん聞かされていなかったので、涙が止まりませんでした。
色々な方からの応援メッセージ、子どもたちと現地の教員からのメッセージ。
本当に本当に嬉しかったです!!!!


サプライズ映像に…やられました!!笑


この会を通して、改めて色々な人に支られている事を実感し、
そして、その代表として駐在している事を誇りに思いました。
こんなに沢山の方々との繋がり、とても嬉しく思います!
まだまだ、整えるべき環境、問題は山積みですが、
一つ一つクリアしていきたいます!

そんな想いを胸に、明日バラナシへ向かい出発します!
本当に、大同窓会に参加して頂いた皆様、いつも応援して下さっている皆様、
ありがとうございました!!!!!!
これからも末永く、よろしくお願い致します!

終了期限まで、残りの日数が迫っています。
一人でも多くの方々のお力をお貸し下さい。
よろしくお願いします。
https://readyfor.jp/projects/On_The_Road/announcements/3423


皆さん、本当にありがとうございました!!!!!!!!!
行ってきます!!!



2013/06/14

学校の工事!

こんにちは!
マザーベイビースクールでは、夏休みに入り、学校の工事を行っています!
その様子を数回にわたってお送りします!!

READYFOR?では、私立化に伴って必要な資金をファンドレイジング中!
ぜひ、ご協力お願いいたします!!
子どもたちは5月2日より夏休みに入り、家での宿題を頑張っています。
先日、学校の近くに住む生徒に会いましたが、宿題が進んでいる様子で自慢気に
「このページまでやったよ~!」と報告してくれました!
私はと言うと、私立化の生徒数増加を見込んで5月7日より、教室増加を可能にする前準備に取り掛かりました。現在は、1階から2階までの教室と3階に屋上がありますが、3階屋上の壁増築を開始しました。
・1階の教室を4分割の部屋にする
・2階の部屋を教室として使用できるように改築する
この上記2点は私立化に際し、必須事項なのでやらなくてはなりません。
それでも生徒数が増加し、教室が足りなくなった場合、すぐに部屋を作れるようにするためと、
インド特有の雨期対策も含め下準備を開始しました。
現在、費用が不足しているため壁を増やすことのみしか出来ませんが、
インド人大工と共に、私もレンガを運んでいます!これが、かなりの重労働で毎日筋肉痛です。
運ばれて積まれたレンガ(トラック2台分)と、砂(トラック1台分)、セメント15袋を、
屋上まで人力で運びます。その場所から屋上までの経路もしっかりとしていないので、
かなり時間がかかってしまいます。
学校の外に積まれたレンガ。
1日にトラック半分の量を運びました。それでも4時間はかかります。日中40度を越え、何もしなくても汗が出てくる!更には階段の昇り降りをレンガを持ってとなると、もう桶から水をかぶったようになります。
この屋上(3階)へ運びます。
ひたすら運ぶ作業に、げんなりする時もありますが、近所の子が手伝ってくれたり、作業員と掛け声を掛けあったり、子どもたちの「ひろよ~!!」と遠くから聞こえてくる声に励まされながら、毎日汗とレンガまみれでも楽しく作業しています!
早く壁を完成させて、雨期でも雨が下階まで行かない様、教室が更に必要になった場合、スムーズに増築出来るよう頑張ります!
材料を運ぶインド人と子どもたちと!

2013/06/06

マザーベイビースクールの年末テスト・・・

こんにちは!
今回は年末テスト実施の様子をお届けします!

5月2日より、学校が夏休みに入りました。その前日に年度末テストを実施。

これまでの勉強の成果を発揮するチャンスです。
子どもたちはテストが楽しみの子もいれば、嫌がる子もいて、どの国でも共通ですよね。(笑)

マザーベイビースクールでは、初等教育必須科目のヒンディー語、英語、算数を提供しており、
更には図工の時間に物販商品を製作したり、スポーツや絵画をしたり、
日本からのボランティアの方々から色々な事を教えて頂いています。

今回のテストは必須科目3教科です。テストでは緊張していつも出来ているのに、
出来なくなってしまう子もいますが、皆一生懸命取り組みました。
これからの私立化によって全クラスインド人教員が付くことが必須です。
インドでは、学校の先生がかなり厳しく指導します。
その環境にスムーズに出来る様に、我が校でも厳しく理解で出来るまで指導するようにしていますが、
教員不足のため、全生徒に手が回らないのが現状です。
スタッフがヒンディー語で説明するにも限界があるのも事実です。
早く、より良い環境での学習が可能になるように、スタッフで他の学校を見学に行き、
良い物を取り入れようと動いています。

さて、酷暑期の夏休みは、子どもたちに宿題を山ほど出しました!
週に一、二度家庭訪問に行き、その進捗具合をチェックしに行きます。
時間が空いてしまうと、今まで覚えた事をすぐに忘れてしまいます…
子どもたちは家庭のお手伝いや姉弟の世話をしながら、空いた時間に勉強をします。
停電が多いインドでは、電気供給設備も整っていなく、勉強しようとしたら電気が切れるのも日常茶飯事です。
この過酷な状況下でも、勉強がしたい!とろうそくの火で勉強します。
私たちも出来る限りの事を最大限出来るよう、頑張ります!


READYFOR?でマザーベイビースクール私立化に伴って必要な資金を集め中!
ご協力お願いいたします!


2013/06/04

マザーベイビースクール私立小学校化に向けて。。。!

みなさんこんにちは。

マザーベイビースクールでは現在、READYFOR?というクラウドファンディングサイトを利用して、
私立小学校申請に伴う費用を集めています。
5年目という節目の年を迎え、どんどん学校を良くしていきたいという私たちの思いは、膨らむばかり。
日本、インド、スタッフで協力し、毎日子どもたちと奮闘しています。

今回は、現在の活動、私立化に向けての想いをお送りします。
長文になりますが、是非みなさん読んでください。
よろしくお願いいたします。

READYFOR?サイトはこちらです。https://readyfor.jp/projects/On_The_Road



フリースクール「マザーベイビースクール」を政府公認の私立学校へ。
卒業証明書が授与出来ることで、子どもたちは未だ根強いカースト制度から抜け出すことが出来ます。


こんにちは。林寛与と申します。私はインド駐在員としてインド・バラナシでフリースクールを運営しています。現在の当校は、義務教育である初等教育を提供している、いわゆる寺子屋的存在で、地域団体と共に運営をしています。今回のプロジェクトでは、子どもたちの未来に少しでも多くの選択肢を持てるようにするため、進学・就業に有利な卒業証明書を授与出来るよう政府に学校の私立化申請を行います。しかし、そのためには新社会福祉団体の設立、教室増室改築工事、インド人教員3名の増員、トイレの設置の4つの課題を解決しなければなりません。

学校の私立化申請のためには4つの課題を解決しなければなりませんが、そのための費用が不足しています。
どうか皆さまのお力をお貸し頂けないでしょうか。



(学校の子どもたち、インド人教員、インド人ボランティア、日本人現地スタッフ、日本人ボランティアと共に)

フリースクール「マザーベイビースクール」立ち上げの経緯


私が現地で活動をしていて驚いたことの一つに、インドでは憲法で禁止されたとはいえ、カースト制度がまだ根強く残っていることがあります。経済的に、教育を受けることが出来ない子どもたちは、家計を助けるため朝から晩まで働いたり、家事や幼い弟妹の世話をしている子どももいれば、ただ遊んで暮らしている子どももいます。そのまま大人になってしまえば、母国語であるヒンディー語の読み書き、計算なども出来ません。職業はカーストに沿い、親の家業を継ぐことしか選択肢が無い状態になりますが、小学校中退者が多いため現在もこの状況は多いです。

カーストにさえも入れない不可触民(ふかしょくみん)と呼ばれる最も差別されている人々は、物乞いなどをして生計を立てていますが、この子どもたちもまた物乞いを幼少期から教わり、そのまま自分の子どもに物乞いをさせて生計を立てています。こうした現状を変えるため、私たちはフリースクール「マザーベイビースクール」を開校しました。

マザーベイビースクールを開校して最初に直面した壁


(低学年の算数の授業で、足し算の概念を説明している様子)

現状を打破するためフリースクールを開校したのですが、私たちの予想に反して学校にやってきた子どもは指で数えられる程度でした。当校が開校した土地では、学校に通ったことのない親御さんが多かったようで、親御さんからは「子どもを学校に行かせるよりも家事を手伝わせる方が大事だ!」「学校に通っている暇があるならば、子どもたちに仕事をさせ、収入を得る方が重要だ!」と言われ続けました。そこで、教育がなぜ大切なのかを説得するため、私たちは定期的に家庭訪問をし、学校での学習内容や子どもたちの様子を伝え、理解してもらうよう親御さんに何度も何度も話をしました。その甲斐あってか、少しずつ理解してもらうことができ、今では約50人の子どもたちが当校に通っています。

教育が子どもたちに「夢」を抱かせた


(低学年のアニーシャが、日本のパズルに挑戦しているのを見守っている様子)

開校当時の子どもたちは、はじめ「夢」というものが何かさえも理解出来ませんでした。親の家業に就くこと、お嫁に行くことが当たり前な文化の中で育ってきており、夢を抱くことと自体が謎だったのです。それが今では、日本から来ている沢山のボランティアの方々の職業を特別に授業で披露して頂く時間を設けることや、インド人教員の話を聞くことで、徐々に子どもたちが「医者になる!」「先生になる!」「世界一周に行く!」など、様々な将来の夢をもつようになりました。そのために皆毎日必死で勉強しています。発表意欲もすごくあり、間違えても恥ずかしがらずに、子どもたちは競い合うように手を挙げて発言をしています。

ここの子どもたちは、貧しくても決して不幸ではありません。こんな自分でも何か出来るのであればと思い活動をしています。貧しくても決して不幸ではない子どもたちですが、経済的な理由のために学校へ通う事が出来ない子どもたち、進学が出来ない子どもたちが沢山います。経済的に通うことができない子どもたちにも、未来は無限に広がっていることを知って欲しい。そのためには、教育が大切なことを再認識し、この学校を永続的に運営しなければならないという気持ちになりました。

政府公認の私立学校になることで望めること


(一生懸命書き取りをしている様子)

運営費を日本からの寄付金に頼っている状況のため、子どもたちの教育環境はあまり整っていません。停電が多いインドでの酷暑期の学習への障害や、極寒期に必要な暖房器具の欠如等、課題は山積みです。もし私立化が受理されて政府認可校になれば、子どもたちの上級初等教育・中等通信教育・高等教育・大学または専門学校への進学に必要な基礎学習修了証明書を授与できます。更に、各クラスレベルに1人ずつインド人教員が増員されるため、個人個人の理解度を高められる学習提供が望めます。

政府公認の私立学校になるだけで、裕福ではない未だにカースト制度に苦しめられている子どもたちは、きちんとした教育を受けることが出来ます。そして、高等部や大学進学をすれば、将来的に職業選択の幅が広がり、子どもたちがカースト制度を飛び越えて職業に就き、家柄に関係なく経済的安定が望めます。

子どもたちのキラキラとした笑顔の輝きを守りたい


(学校発起人「マザーベイビー」が児童に指導している様子)

いつも笑顔で迎えてくれる子どもたち、勉強が大好きな子どもたちの学ぶ姿勢は凄まじく、一秒一秒、何事にも本気で取り組みます。子どもたちの学ぶ姿、本気で学ぶ姿に、日々私も学ばせてもらっています。時に辛いこともありますが、子どもたちがいるから今まで一度だって辞めようと思ったことはありません。この子どもたちの存在、さらに一緒に働いているスタッフとインド人が、私の存在を認めてくれている様な気がしています。子どもたちのキラキラとしている瞳は、私にとっての宝物であり、さらには希望でもあります。将来、どんな大人になるのか今から楽しみで仕方がありません。

私たちは現地のみで継続できる仕組みがなければ、結果的に教育•貧困について何の解決にもならないのではないかと危惧しております。「新しいことを知りたい!学びたい!」という欲求が溢れている子どもたちへ、まずは最優先に、環境の整った学び場を提供するため、是非、皆さまの温かいご支援を、どうぞよろしくお願い致します!

みなさまの温かい応援をどうかよろしくお願い致します。